毎年4月第2日曜日の本楽と前日の試楽の2日間、八百津の産土神(うぶすながみ)である大舩(おおふね)神社を中心として行われます。祭日には船を形どった山車3両(三輌を合わせるとみごとに一隻の舟の形に)がひき出され、町内を練り歩きます。美しく飾られた勇壮なだんじりは、どっしりと重く大きなかけ声とともにひっぱられ、男達の巧みなテコ捌きで町並みを練り歩く姿は熱気にあふれ、別名「けんか祭り」とも呼ばれています。
「八百津だんじり祭」は舟運で栄えたこの辺りの特徴を最も色濃く残す元禄年間(1688〜1704)に始まった祭りです。中部地方でも他に類を見ない規模のだんじりで、釘を使わず藤づるで豪快に締め上げられただんじりの組み立てを見るのも圧巻です。(八百津町観光協会HPから)