◊由 緒◊
社記に櫨れば人皇第5代孝昭天皇即位二丁卯年6月の創建にして祭神は大山祇命なり。相殿には木花咲耶比賣命外四柱の神を合祀し六所浅間宮と称へ奉る。崇神天皇の御宇四道將軍を置かれし時、武停川別命當國に下向、篤く當所を崇敬し、後奏聞して勅幣を賜はりしより御代々の確例となれり。嵯峨天皇弘仁3年3月2日被叙従四位、中宮御安産の所祝也、以来勅願所と定められ朝廷の大事ある毎に祈願の仰を蒙れりという。今川、武田、豊臣の武將何れも篤く本社崇敬せしことは旧別當東泉院所蔵の文書にて知らる所である。叉寛保年度の調査に依れば社領合計808石外に別當領60石とある。明治6年3月28日郷社に列し。同40年4月12日神饌幣帛料供進社に指定された。(静岡懸神社志原文)
神社入口 鳥居(台輪鳥居)
手水舎
境 内
富士山の火山弾
拝 殿
写真撮影:2010年10月27日