◊由 緒◊
創建未詳。社伝によれば大同年中木花開耶姫を勧請して神名となし、白鳳4年勅使として大江長元参向、其の後大同年中にも勅使参向すとある。又駿河記同志料拾遺に本市場米之宮富士浅間神社祭神木華開耶姫命也、鎮座年暦未詳云々。毎年5月4日流鏑馬神事あり、加島五騎勤之、富士浅間流鏑馬神事有之社五箇所也、順日に行之。5月1日は当郡原田村浅間社、2日は今宮浅間社、3日は伝法三日市場六所浅聞社、4日は当社、五日は大宮富士浅間社也、大宮富士浅間の外今泉東泉院神事を司るとある。社領は天正18年12月8日朱印拝領迄は高52石4斗8升なりしも慶長14年8月14日検地の時高106石3斗9升となる。明治8年2月18日郷社に列し、同40年3月15日神饌幣帛料供進社に指定された。(静岡懸神社志原文)
神社入口
一の鳥居(明神鳥居) 神号標「米之宮浅間神社」
二の鳥居(靖国鳥居)
手水舎
御神木 大楠の木
境 内
拝 殿
社務所
境内社 米之宮天満宮
写真撮影:2010年10月27日