◊由 緒◊
社伝によれば和銅年間の創建なりと言ふ。古記録焼失して詳でないけれども正安4年の在銘銅幣を有す。 旧監市口にあり、天正5年徳川家康城改築に際し現地に移転再建す。風土記傅に古老の言ふ、是濱松の舊社なりと。徳川家康太刀弓旗等を寄附し、更に慶長6年3月14目社領4石5斗を附せらる。次いで慶安4年濱松城主太田備中守資宗社殿を改築し、寛延3年城主松平豊後守資訓神興修理料を寄進し、鉾旗を献す、毎年例祭日は城主より目付役以下の役人神輿巡宰の警固に当るを例とした。大正5年2月5日郷社に昇格し、同年6月13日神饌幣帛料供進社に指定せらる。(静岡懸神社志原文)
神社入口 と 鳥居(台輪鳥居)
境 内
社 殿
神額 「松尾神社」
手水舎
写真撮影:2008年7月13日