◊由 緒◊
養老年間の勧請にして式内山名郡山名神社これなりと伝ふ。中世牛頭天王社と唱へられ、社地附近の字を天王社と呼んだ。正治建仁の頃水害の爲、叉慶長貞享の火災に依り古文書並に神器等を失ひ伝ふるものなし。舊記に櫨れば、往古勅使の御下向あり其名を伊勢と言ふと、慶長6年伊奈備前守神領18石寄進の黒印を寄せられ、次いで徳川家光右高を朱印に書改め以て明治に至る。明治6年3月郷社に列せられ、明治40年6月21日神饌幣帛料供進社に指定せらる。(静岡懸神社志原文)
神社入口
神号標 「式内郷社 山名神社」
一の鳥居(両部鳥居)
一の鳥居から社殿につづく参道
二の鳥居(明神鳥居) 神額は「山名神社」
御神木 「楠」
手水舎
社宮司社(おしゃもっ様)
社宮司社の手水舎
社 殿
拝 殿
本殿の鞘堂
境内社
社務所
写真撮影:2015年3月15日