◊由 緒◊
本社は延喜式神名帳那賀郡22座の内称宮命神社にて神階帳従四位上いなみやひめの明神に座す、豆州志稿は祠辺の称、季夏の初に熟す、これを古より朝廷に献じ来れるは称宮の称に適へりと記せり。町民は神明社と称し、産土神とし奉齋す。もと伝承和の懸佛を神體となしたるもそは明治維新排佛の際神主家宅神として祀ることになれりと云ふ。古伝によれば当社は古昔水口家の氏神にて、同家は神社を中心に附近一帯の地を有し、累代久太夫神主として奉齋の誠を致した。(静岡懸神社志原文)
公民館の前に鎮座する
神額には「稲宮」
左が稲宮神社社殿 右は天王社
手水舎
写真撮影:2020年5月25日