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♦  式内社 浅間神社  ♦♦  
神社名
浅間神社(せんげんじんじゃ)
神名帳社名
石倉命神社(いわくらのみことじんじゃ)
鎮座地
静岡県伊豆市小下田1556
御祭神
岩倉命(いわくらのみこと)
例大祭
6月14日

◊由  緒◊

延喜式神名帳石倉命神社に相当し、神階帳に従四位上いはくらひめの明神あるによれば姫神にて坐し、石倉姫命とも中し奉るにや、君澤郡小下田浅間社ならん、祠宇山上の石窟にあり、即ち石倉の神名に適へりと搨豆州志稿に見ゆ、社伝に寛保3年以前は小下田14社中の上位にて、総鎮守なりしと。村より十余町を隔づる浅間山頂に石室あり、廣6尺深2丈余り、昔は釈迦像を安置したというも今あらず。これより数歩にして大山祇神自然の石體立り、これを奥の院と呼ぶ。文亀4年再建の棟札を存したが安政4年正月の大火に類焼して、神幣さへも焼失に帰したと云ふ。(静岡懸神社志原文)

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ようやく見つけた、浅間山参道入口の看板

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10分ほど獣道のようなところを上ると頂上へ

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頂上から15mほど下ったところに岩で囲まれた物が見えました

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鳥居もありました

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案内板
延喜式に載っている所謂式内社で千年以上の歴史をもつ小下田最古の神社である。神社は再度 の火災に遭った。元禄十年春、野火で焼失 更に 百六十年後の安政四年、中村大火の際飛火で境内 悉皆焼失、翌五年新築、昭和に至って台風により 社殿が破損したため、現在のコンクリート造りの 小祠に改築した。 増訂豆州志稿によれば「祠宇 山上ノ石窟ニアリ、即石倉ノ神名ニ適エリ」、と あって 更に元亀四年に地頭富永政家が護身佛の 釈迦像を安置したこと、奥の院に大山祇神自然の 石体が立っていることなどが述べられている。  古老の言によれば、釈迦像は純金製であったが、 盗難に遭い失われたという。社伝には寛保三年以 前は小下田村十四社中の上位にして総鎮なりと記さ れている。寛政九年建立の鳥居も台風で倒潰した。 明治二十五年、函南村服部忠雄氏は式内社で あることに注目して標石文碑を建立した。大正の 初期までは、旧六月十四日の例祭日は商店も多く 出て賑ったが、現今はさびれている。  氏子一同は、郷土の歴史を物語るこの社を顕彰 し、後世に伝えるために茲に由緒を刻した次第で ある。昭和52年12月吉日 氏子一同

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壊れた鳥居の残骸

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折れて倒れた社号標には「延喜式内石倉姫命神社」

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岩に囲まれて社殿が

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コンクリート製の社殿

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手水舎

写真撮影:2020年5月25日

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