◊由 緒◊
延喜式神名帳賀茂郡鉾別命神社あり、神階帳従四位上ほこわけの明神とあるに当るとなす。しかして豆州志には、杉鉾別命は八幡村木宮明神、大見16村の総鎮守也とせられる。式社考証には田中村鎮座木野明神これ也、社記及び古老の伝称ほこわけの明神は神階帳と符号すと。豆州誌には「又云田中村来宮明神あり、五十猛命を祀る、域云杉鉾別命也、川津17村総鎮守也云々」と、特選神名帳は之れに従はれ、且つほこわけの明神は三島神の御子なるべし」と見ゆ、静岡縣神社要覧にはこの社和銅年間再建す、建久4年源頼朝再営し社田93石を寄附す、藤原頼経、源義植等も亦重修し、頗大社にて、末社40社、社家12戸あったという、社地地名木野と云へるより、木野宮大明神と称せしを、明治2年2月現社名に復称す。明治6年9月郷社に列し、明治40年1月12日神饌幣帛料供進社に指定せらる。(静岡懸神社志原文)
神社入口 一の鳥居
一の鳥居から二の鳥居に続く参道
二の鳥居
境 内
社 殿
本 殿
社務所
手水舎
国の天然記念物に指定されている「大クス」
写真撮影:2019年06月22日