◊由 緒◊
本社は伊豆國最南端石室崎(石廊崎)の突端に鎮座す。文武天応大宝元年大神の王子、伊波例命を祀ると伝ふ。中古以来は金剛山石室権現と呼びて、往来の海客に尊崇せられ、旧幕府時代は韮山の代官江川氏を経て毎年米2俵づつの供心を進を受けた。式社考証には伊波例神社は加茂郡長津呂村岩廊神社なるべし、巌窟上に鎮座なる伊波例の称に協ひ、神階帳に所謂いはら姫の明神はこにて、いはらは伊波例の訛と聞こえ、今称ずる石廊またいはらの轉と聞ゆるを以て証すべしと、又豆州志には本郡長鶴村に石廊権現あり、これ即ち州の極南なりとも見ゆるは、この社を指すこと明なりと特選神明帳もまた之に従ふ。(静岡懸神社志原文)
神社入口
「石廊崎灯台」 境内に立っているのか?
灯台の案内板
最初に見えてくる縁結びの神 「熊野神社」
石室神社の社殿
横から見ると岩が屋根に覆い被さっています
社殿の中 左手に本殿が
熊野神社の祠
駐車場から歩いて10分くらいです
写真撮影:2020年6月8日