◊由 緒◊
創建年代未詳なれども、古来二條、加納、石井の総鎮守と称せらる、慶長2年再建の古棟札がある、二條は古昔久田(くつた)と称して、邑長鈴木主水助という者が本社を祭祀して居たと伝へる、蓋し再建の事であらう。其裔今猶鑰取を仕へて居る。延喜式神名帳賀茂郡加毛神社2座の一なるべしという。明治6年9月村社に列格す、明治45年4月八幡神社、山神杜、田村神社、貴船神社、黄宮の各神社を合祀す、先年まで八幡ならぬ本社に特殊な射禮が存して居たのも何か所謂あるであらう。参道脇の2株の互樟は、周囲2丈に余れる神木で、古社を偲ばしめる。(静岡懸神社志原文)
神社入口
鳥居と御神木の大楠
境 内
拝 殿
扁額 「三嶋大明神」
本 殿
狛 犬
燈 篭
手水舎
静岡県指定天然記念物 「クスノキ」
写真撮影:2020年6月8日