神社名 | 小國神社(おくにじんじゃ) | |
神名帳社名 | 小國神社(をくにじんじゃ) | |
鎮座地 | 周智郡森町一宮3956-1 | |
御祭神 | 大己貴命 | |
例大祭 | 10月第4土・日曜 |
本社は欽明天皇16年2月18日の草創にかかり、始め本宮山の嶺に鎭齋せられしが、後山麓一里餘の現社地に社殿を営み鎭祭せらる。璽來年々奉幣に預かり勅使下向され、文武天皇大寶元年特に12段の舞楽を献ぜられ、今に之を傳ふ。仁明天皇承和7年6月周智郡無位小國の天神に從五以下を授くとあり、初めて神位を受けらる。爾來清和天皇貞観2年正月27日には從四位下、同16年2月23日には正四位下を加へられ、醍醐天皇延喜7年勅して社殿を改造せしめられ、延喜式内小社に列せらる。降って元弘建武の頃より勅使参向の事漸く絶えしかば、神主代りて其式を行ひ、戦国中も三百六十町の?領を有し、神事祭礼缺くる事なく勤仕し、近世に至る。元亀3年兵焚に罹り社殿全部烏有に帰せしも、天正3年徳川家康本多重次にに命じて先ず本社を造らしめ、次いで同11年末社、拝殿、廻廊を造営、同13年楼門を再建せしめ、結構舊に勝るに至る。慶長8年8月28日家康更に?領として590石の朱印地寄附あり、遠州第一の大社にして武家の崇敬特に篤かりき。元禄10年社殿悉皆の改築をなし、明治に至り6年6月13日国幣小社に列せらる。明治15年3月再度の火災に會ひ、本殿位下悉く失ふ。官命に依り再建の事となし、明治19年完成、9月遷宮式を行ひ現在に及ぶ。
神社入口 奥に参道が続く
一の鳥居 (明神鳥居) 神号標 「国幣小社 小國神社」
鉾執社(ほことりしゃ)
八王子社 と 事待池
神幸所(しんこうよじょ)
台風で倒れた樹齢千年余りの大杉の切り株
新しい御神木
二の鳥居 (明神鳥居)
全国一宮等合殿社(ぜんこくいちのみやとうごうでんしゃ)
社 殿
舞殿(ぶでん)
祈祷受付所及神札授与所
社殿の裏にある 縁結びの御神木 (ひょうの木)
写真撮影:2015年4月1日 |