◊由 緒◊
搨豆州志稿は本社を以て延喜式神明帳那賀郡22座の内國玉命神社にて神階帳従四位上もろき姫の明神に座すとなす。そは按するに神名式に石倉、國玉、みか玉、國玉、豊御玉命と次第し、神階帳にいはくら姫、國玉姫、みかたま姫、もろき姫、とよみたま姫と並記す、これを対照するに式所載前の國玉は帳の國玉姫、後の國玉は帳のもろき姫なる事著く、國玉命もろき姫同神なる事疑ひなし、現称諸口はもろきと同語にして"き"は"くち"の反語なり、叉従来当社を辮天と称す、以てその姫神なるを証すべし」と記るす。他に異説もありて、その由緒詳ならす、応永8年3月再建と伝ふ。明治12年8月村社に列す。(静岡懸神社志原文)
神社鳥居前 突堤が海に突き出て、船で来ることもできる
イヌマキの森の中を進む参道
後を見ると戸田漁港が
案内板
当社の創建由緒等詳ならざれども増訂豆州志稿にによれば、延喜式神名帳伊豆国那珂郡22座の内国玉姫命神社にて伊豆国神階帳従四位上もろき姫の明神に座すとなす。云々
社号標には「延喜式内 諸口神社」
一段高いところに社殿が
本 殿
境内社
手水舎
写真撮影:2020年5月25日