◊由 緒◊
日本書紀仁徳天皇62年5月の條に「遠江國司表上言有二大樹一自二大井河一流之停二干河曲一其大十國、本一以末雨、時遣二倭直吾子籠一令レ造レ船、而自二南海一運之、將二來干難波津一以充二御般一」とある大樹即ち大楠を紳霊化して祭つたものであるかも知れぬと特選紳名牒は言つてゐる。社傳によれば、欽明天皇の3年の創立であって、延喜式榛原郡五座の一座に定めてゐる。寛文2年、寛政3年、文政6年、嘉永5年の再建の棟札を所藏してゐる。明治6年3月村社に列せらる。(静岡懸神社志原文)
神社入口
鳥居(明神鳥居)
社 殿
神額「大楠神社」
本 殿
写真撮影:2015年6月7日