秩父の夜祭り 2005


埼玉県秩父市で12月3日に行われる秩父の夜祭りに行って来ました。まずは秩父神社にてお参りをすませ。この社は知知夫彦命(ちちぶ ひこのみこと)などを主神としています。現在の社殿は天正二十年(1529年)徳川家康が寄進したものだそうです。毎年12月3日に行われる例 大祭は「秩父夜祭り」として国の重要無形民族文化財に指定され、京都の祇園祭り、飛騨高山祭りと共に日本三大曳山祭りに数えられ全国に知ら れています。社殿東北(表鬼門)には守護神として、左甚五郎のつなぎの龍(青龍)の彫刻をはじめたくさんの彫刻があります。
お参りをすませてまずは有名な団子坂と屋台が集まる御旅所を見ておくことにしました。
しかし、どこに行っても人、人、人ばっかりです。

イチョウがきれいに紅葉しています。 秩父神社の本殿です。 左甚五郎の子宝、子育ての虎 知知夫彦命が主神です。
瓢箪から駒の語源? 見ざる、聞かざる、言わざるでなく、よく見、よく聞いて、よく話そう
秩父神社の前にあるお祭り会館です。 ここが団子坂。あの大きな屋台が上ってきます。 団子坂を上った屋台が集まる御旅所。 下郷の笠鉾国の文化財指定を受けている。
本町の屋台。境内で屋台両袖に舞台を特設しての地芝居(秩父歌舞伎)が行われます。 中町の屋台です。ちょうど、休憩しているところを見ることが出来ました。
寒そうですね。確かに寒い! この祭り一番の花形といわれる囃し手がここに乗ります。 この角材で屋台の片方を持ち上げ、キリンを下に入れ方向を変えます。
後の車輪と屋台を持ち上げる角材です。
この台をてこの支点にして屋台を持ちあげます。 引き綱はこんなふうにつけられています。 偶然見つけた中近の蔵置所です。RC造り。
中近の笠鉾。ただし電線があるために花笠をつけた曳航は出来ません。 拍子木に従って動きます。
下郷の嵩鉾。中近と同じく花笠はついていません。
団子坂を屋台が上ってくる様子です。ちょっとぼけていますが・・・。やはり、すごい!!