7月22日から24日間での3日間菊川市潮海寺地区の祇園祭が催されます。
人々の厄を祓い農作物の豊饒を祈願する祭りです。平安時代の古式ゆかしい御神輿の渡御を賑やかなお囃子にのって屋台がお供します。屋台が仁王門の石段を上り下りするさまは実に勇壮です。
昔は毎年、京都八坂神社の祇園祭と同じ期日に行っていましたが、茶の生産時期と重なるため7月23日に近い土、日を入れた3日間行われます。「八坂神社より」
一番の見所は3年に一度行われる、仁王門の石段を上り下りする渡御でしょう。仁王門のまわりは一目見ようとする人で埋まってしまいます。
今回は、その様子を写真と動画でお知らせします。
ここが八坂神社。階段の上に本殿があります。 | |
真言宗広厳城山潮海寺 | この階段を屋台が下って、上っていきます。 |
菊川市指定文化財潮海寺仁王門 御神輿は仁王門の下を、屋台は左側を通ります。 |
阿の仁王様 |
吽の仁王様 | 鬼が降りてくると撮影会が始まりました。 |
たちまちこのような人だかりが・・ | いよいよ渡御の始まりです。 |
天狗を先頭に進みます。 | 御神輿もこの階段を下ります。 |
ゆっくりゆっくり降りて行きます。 | これから屋台が下ります。 |
一度ここで止めて、ロープを後ろに回して後ろから引くようにします。 | |
屋台は大きくはないが、重さは1t位だそうです。 | |
一段一段ゆっくりと下りていきます。 | |
下りきると観衆から拍手がわきます。 | 屋根が傾いていますが、2輪のためです。 |
この屋台の特徴は2輪屋台でありながら屋根に破風板がついていることと車輪が小さく、内側に付けられていることです。 | |
このように車輪の大きさと取付方がこの地方の2輪屋台とは違っています。独特な形です。 | |
石段も長年、屋台が上り下りするため角が丸くなっています。 | それにしてもすごい人です。 |
何が起こったのか救急車が来ました。 | |