田中組　神楽車

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　奇才立川常蔵昌敬の精緻な彫刻で埋め尽くされた神楽車は、女性的で佳麗な印象の山車です。特に壇箱彫刻は昌敬の最高傑作であり、「蟇仙人・鉄拐仙人」の柔和な表情と「蘭亭の庭」の人間業と思えないほど繊細な彫りは一際目を引く逸品です。また上山からくり「傀儡師」は、江戸時代に一世を風靡した竹田からくりの稀少な残存例として「生きた化石」とも称され、芸能・演劇史研究の貴重な史料となっています。（亀崎潮干祭保存会・代参会 公式ホームページより）

　

田中組神楽車は天保８年(1837)岸幕善兵衛を棟梁として建造されました。
檀箱　「蘭亭の庭、蟇仙人、鉄拐仙人」　立川常蔵昌敬作
蟇仙人	鉄拐仙人
蹴込　「唐子遊び」立川常蔵昌敬作
大幕　「猩々緋に牡丹に唐獅子の刺繍」（福田翠光下絵）	追幕　「孔雀の刺繍」福田翠光下絵
夜の神楽車
前棚人形　「巫女の舞」

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