風まつりの舞台となる菟足神社には、古来からいくつもの風にまつわる話が伝えられています。
1つは「祭神・菟上足尼命が当地に着任されたとき、海上がひどく荒れたにもかかわらず無事に着かれたことから、風に強い神様といわれ、信仰を集めた」というもの。また、「寄進された延宝の神輿が、江戸から回送されたとき、遠州灘の風波の難にもあわず平井の浜に無事に着き、これをひとえに同社の加護とした」というものなどです。
風まつりの名前の由来も、そのあたりからきているのではないかと考えられています。つまり、風に対する民間信仰をもとに、風に霊験あらたかな神社として、この菟足神社を位置づけ、例祭を“風の神様のお祭り”と呼び、いつとはなしに『風(かざ)まつり』というようになったと考えられるのです。
(豊川市公式HPより)
風まつりは4月の第1土・日に行われます.
旧県社菟足(うたり)神社 ちょうど桜が満開でした.
山車は小坂井地区、宿地区の2台ですが、今日は小坂井地区だけです.
これは後ろです.突き出ている棒は楫棒です.
造りは簡単ですが、すべてがどっしりとしています.
車輪には改修年が刻まれていますこれは昭和16年です.
これは2階のやぐらを昇降させる装置です.
周りでは夜行う花火の準備が進められています.
山車は4〜500m西にある秋葉神社に向かいます.
山車の上では、稚児獅子舞が行われながら進みます.
今日は風も強く寒い日でした.
JR飯田線の踏切です.
秋葉神社に到着です.今夜はここで一泊だそうです.