『事任八幡宮例大祭』は、遠州に秋を告げる祭りで、毎年9月に3日間開催されます。
旧東海道の難所とされた「小夜の中山」。この入り口にあたる掛川市八坂の事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)は、「願いのまま叶えることからコトノママ」と称されてきました。
清少納言の「枕草子」に「言のままの明神いと頼もし」と、記されているほど歴史が古く由緒正しい神社です。
本祭が行われると共に各町の屋台が神社に集結し、大笛祭が催され祭囃子が奉納されます。大笛祭では、各町内(8町)が順に笛や太鼓、踊りなどお囃子を披露します。また最終日には神社を9時に出発した神輿が町内を回る神輿渡御が行われ、それもまたお祭りの見どころの1つです。
「そらやれ」の熱気あふれる掛け声とともに、華やかに祭りが繰り広げられ、夜になると朝顔屋台の丸ブラ提灯にろうそくの灯が灯され、練り歩く姿は、とても色鮮やかでもあります。(掛川市HPより)
西の鳥居(旧国道沿い) と 南の鳥居です。
事任八幡宮の境内です。大きな木がたくさんあります。
ご神木のクスノキ(掛川市指定文化財)。高さは31mだそうです。右は根本は一本、上に伸びる幹は二本の夫婦杉。
本殿は階段を上がったところにあります。
これで「ことのまま」と読みます。
明日の本宮には町内を渡御します。
日本一の長さ(約4m)といわれる大笛。森の三島神社の笛より少し長いですね。
下町(常盤閣)(左) と 塩井川原(明倫會)(右)
海老名(菊水館)
塩井川原
海老名(左) と 塩井川原(右)
下町(常磐閣)
影森(影賓館)
宮村(巍々蕩々)