日本一やかましい祭りと言われている三重県桑名市の石取祭に行ってきました。
これは桑名市本町に鎮座する桑名宗社の由緒ある祭典です。桑名市の南郊外を流れる町屋川から、徳川初期氏子の人たちが新しい俵に川の栗石を拾い入れ、小さな車に載せて鉦、太鼓を打ち鳴らし、夜になると提灯を付けて神社へ参り、奉納したことがこの祭り、またこの小さな車が石取祭車(いしとりさいしゃ)の始まりだそうです。
8月第一日曜を本楽、前日を試楽の日程で行われ、試楽日の午前零時に神前神楽太鼓を合図に全祭車が一斉に鉦鼓を叩き出します。これが日本一やかましい祭りといわれる所以です。
時間の都合でお祭りの様子は見ることが出来ませんでしたが、吉津屋町の祭車を見せていただくことが出来ました。
桑名宗社 春日神社です。
本殿と栗石が詰められた奉納俵です。これを祭車に載せてくるんですね。
これが今年の第18番車吉津屋町の祭車です。 太鼓の直径は約80cm、鉦は約40cmだそうです。鉦は4〜6個つきます。
屋台、山車とは違った独特な形ですが、大変豪華に作られています。
今年は18番ですが、年によって変わります。祭車は37台あります。
提灯ではなく、人形を飾っているところもあります。
非常に豪華ですね。
お願いして叩いていただきました。鉦を木槌で叩くためやっぱりうるさいですね。桑名宗社に掲示されている石取祭車順番表です。