10月28日、久しぶりに熱いお祭りを見せてもらいました。
ここは、森町でも市街地から15分ほど県道を春野町方面に向かった所に位置する三倉地区になります。
神社は「許禰(きね)神社」といい、創建は定かではありませんが延喜式(えんぎしき)に記されている古く格式のある神社です(許禰神社由緒より)。
延喜式とは平安時代中期に編纂された格式(律令の施行細則)で、三代格式の一つだそうです(Wikipediaより)。
お祭りは二日目の午後に行われる舞子による舞奉納のあと最高潮に達します。
境内のど真ん中に推定樹齢200年以上といわれる椋(むく)の木がそびえ立っています。参拝する人や舞子達もこの2本の幹の間を通ります。
今年の舞子さん。もう一人います。4地区のうち2地区は該当する年齢(8歳と14歳)の子どもがいないため今年は舞の奉納が無しだそうです。
4台の屋台が南から北から舞子を迎えに神社へ向かいます。
稲盛社(一ノ瀬・大府川) 昭和61年製作。ダシは丹下左膳。西宮社(中村) 昭和63年製作。ダシは菊畑。
昭運社(黒田) 昭和57年製作。ダシは里見八犬伝。 共盛社(三倉) 昭和26年製作。ダシは鞍馬獅子。
神社の式典が始まるまでには、各町内から4台の屋台が許禰神社の前に集まり、舞子が降りてくるのを待っています。
祭事が終わり沢山の人が出てきました。このあと舞子が降りてきます。
大役を終えた3人の舞子が紙吹雪の中を若衆の背に乗り神社を出てきました。
これから自分たちの地区の屋台に乗り舞子がえしが始まります。祭りは最高潮に達しています。
舞子は社長と一緒に屋台の先頭に乗り自分たちの地区に戻ります。
舞子がいない地区はちょっと寂しいですね・・