2005年の10月15・16日の両日に行われた三河三谷の祭り山車を紹介します。
この祭りの呼び物は海の中を山車が渡る海中渡御です。あいにくと今回は見ることができませんでしたが若宮神社から八剱神社に向かう4台の山車を紹介します。
三谷の山車は,海中渡御を前提とした構造となっており、外見でまず目に付くのは梶棒が進行方向と直角に取り付けられていることです。これは,海中で押すときに力が入りやすいばかりでなく、転倒を防ぐ役割もしているようです。車輪はコロと呼ばれ、松材の輪切りが使用されます。海中でも円滑に進むことが出来るよう、幅広になっています。
若宮神社の入り口です | まもなく祭礼が終わろうとしています |
山車は上区剣山車、西区恵比寿山車、北区三蓋山車、中区花山車の4台です | |
上区剣山車、屋根には鯱が付けられています | |
八剱神社に向けて出発です | |
西区恵比寿山車、屋根には恵比寿様が乗っています。 | |
高欄には鳩の彫り物、高欄掛には龍の刺繍がされています。 | |
神宮皇后縁起の欄間彫刻です。 | |
コロと呼ばれる車輪です。直径90cm、幅は50cmだそうです。 | |
子供たちの乗る花屋台です。 | |
北区三蓋傘山車、屋根には上から黄、青、赤の傘がつきます。 | |
中区花山車、富士の巻狩の欄間彫刻がつきます。 | |
山車を引くロープは直径が5cmぐらいあります。 | |
山車の向きを変えるためのジャッキです。 | |
最後に中区花山車が出発です | |
船の形をしたものもあります。 | |
御神輿の渡御も行われます。 | |
おまけです。 | |