大太鼓で有名な雄踏 息(おき)神社の祭典の様子です。
祭りの歴史は古く100年以上と言われています。8台の大太鼓と6台の舘車(屋台を”かんしゃ”という)が威勢良く町内を曳き回され、大太鼓は大きい物は1間半(2.7m)くらいはあろうかという物で迫力ある音を鳴り響かせていました。
舘車はほとんど明治の中期に作られた物であり、一番新しい物でも約70年前に作られている。
息神社。奈良時代 慶雲2年(705)創建と伝えられる神社。舘車や大太鼓が出発したあとの境内は閑散としていますが外は朝早いのに(8時)にぎやかです。 |
御神輿準備・渡御
相当重たいようで、苦労して御神輿を台車に載せていました。 | |
天狗を先頭に御神輿の渡御がすすみます。 | 珍しく一本刃の下駄を履いています。 |
出番待ち! | 七面の古面をつけた台車を曳く。 |
巫女の衣装の女の子は御神輿を曳きます。 | |
田 端
半田型山車変形型 昭和11年知多で製造
確かに、半田の山車の特徴がよく現れています。 | おおきいですね。2m以上はありそうです。 |
中 村(中連)
一層唐破風屋台 製造は不明(江戸後期という説)。掛塚からの買い入れ(これも言い伝えのみです)。
これが一番大きく7尺7寸(231センチ)あるそうです。 | |
小 山(八幡會)
二階唐破風型屋台 明治22年浜松で製造。
浅 羽(成人連)
江戸型山車 東京で明治36年に製造の後、静岡市七間町を経て明治後期に浅羽が買い入れ。
七月に静岡浅間神社へ100年ぶりに里帰りした舘車です。
浅間神社では最上層にダシが飾られていました。 | ||
大中老山車 | ||
西ヶ崎(西連)
半田型山車変形型 明治25年知多で製造。
領 家
2層唐破風型屋台 文久3年掛塚で製造、天竜の二俣本町を経て、明治24年に領家へ。
掛塚屋台と同じ車輪です。 | |
みな、ど迫力の音を出していました。 |
つるが丘(丘連)
つるが丘と雄踏パークは大太鼓のみの曳き回しです。
雄踏パーク(大谷連)
ご協力:浅羽 山本様