常滑市大野地区で毎年5月3・4日に行われる小倉神社、天満社、風の宮社、江崎社の祭典です。古くから、名古屋と縁のあったこの町には、知多半島でありながら「知多型」ではなく「名古屋型」の山車が曳かれています。
巻藁船 「権丸」 と 右が 江崎社
権丸は2艘の船を合体させたもの 櫓は他町の山車と同じく前棚がついています。
中でお囃子が演奏されます。
舵 実際は使われません。
この文様は何を表しているのか ?
先にかすんで見える 中部国際空港 セントレア
半円球の台座につけられる365個といわれる提灯
台座と中心から上に伸びる芯柱 芯柱には12個(閏年には13個)の提灯が付けられます。
提灯は手渡し(提灯送り)で 船に送ります。
完成です。 ところが、この頃から雨が落ちてきました。
それでも、出航です。
他の地区では見られない、提灯の回転が行われ、時々、回る方向が変わります。
ボートに曳かれて、矢田川にかかる大野橋まで向かいます。
大野橋に着く頃にはすっかり暗くなってしまいました。
大野橋の上では、紅葉車と唐子車が出迎えてくれます。 梅榮車は雨のため曳き回しが中止になりました。
■ 唐子車(高須賀町) ■
唐子車 こちらもまだ準備中でした。
準備ができたようです。
最後の打合せ ?
提灯は全部で200近いそうです。
車名の唐子
約270年、山車が作られてから一度も手を掛けてないそうです。