愛知県津島市の津島本社の祭りを模したもので、牛頭天王に関係する祇園祭です。
この祭りは奥三河各地でごく一般的に行われていましたが、清水津島神社のように盛大かつ伝統そのままに継承されているのは珍しいことです。
昔、悪疫が流行した時、村が三軒になってもチョウチン祭りは続けると津島様に祈願してあるからだといいます。
祭り当日の朝、氏子は屋台組と神社組に分かれて準備に取りかかります。屋台組は頭屋でチョウチンの紐付け、幣束やヤナギと称する縁起物の作成など行った後、女性が作った肴で会食し、いったん解散となります。
一方、神社組は神社の清掃や境内の草取り、注連縄の取り替えなどを済ませた後、重箱を肴に清酒で喉を潤し、解散となります。
夜、氏子は再び集まります。屋台組みは神社でもらった神火を火種として240張りにおよぶチョウチンのローソクに火を灯していきます。神社でも奉納チョウチン150余に火が入れられ、祭事の後、参拝者に分配されます。
やがて屋台が、笛太鼓の打ち囃しとともに子供らによって頭屋から神社まで曳かれ、打ち囃しの奉納が終わると祭りのハイライト、チョウチン取り。見物人は我先にと奪い合い、ヤナギやチョウチンを手に三々五々家路につきます。それらは「夏病みしない」といって戸間口に飾られます。(設楽町観光協会HPより)
愛知県設楽町清水地区 車で10〜15分走ると岐阜県、長野県です
この長い階段の上に津嶋神社が鎮座します
この山車の四隅に立つ竹笹に200とも150とも言われる提灯をつけて神社へと向かいます
大きなお祭りではないんですが、消防車にパトカー、テレビ局さらに今年はよく見かける”RED BULL”もいました
山車を傾けて、笹に火のついたちょうちんをつけていきます
一つ一つ火を入れていきます
これが魔除けの木とされている ”ヤナギ”を模して作った飾り物 山車の中央に飾られる
誰でもちょうちんをつけることができます
ちょうちんをつけ終わった山車を立てたところ ちょうちんはロウソクで灯しているので何個かは燃えたりします
これから頭家に向かい、そこから神社までお囃子を奏でながら向かいます
15分ほどで神社の階段下に到着です
すぐに打ち囃しの奉納が始まります
お囃子が終わるとすぐに竹が倒され、ちょうちんやヤナギの取り合いが始まり、アッというまにこのとおり