業葉神社の祭礼には、北組唐子車、中組祝鳩車、東組山王車、南組護王車の4台が曳かれます。
神楽の朝、業葉神社に曳き出されたそれぞれの山車は、神事終了後、各町内を曳き廻され、夕方、一旦神社境内に集合して夜を待ちます。
宵の7時頃になると各組の山車は、上山を高く掲げ提灯をともします。その数は、1輌につき約200個(本来は365個)といわれ、まるで山車が闇の世界に蘇ったようになります。点灯が終わると北組の三番叟、中組は糸からくり人形による太平楽の舞、東組は糸からくり人形による采振り、南組は糸からくり人形による巫女舞を奉納し、再び夜の町内に曳き出されます。
山車には立川常蔵や新美常次郎の彫刻が施され、水引の下絵は松村景文や池上秀畝らの手によるものです。(半田市HPより)
大きな御輿の間に小さな山車が飾られていました。
山車が止まると胴上げが始まります。
いつのまにかすごい数の人になりました。まもなくからくりが始まります。
右から北組、中組、東組、南組。
手前から南組、東組、中組、北組。赤の幕が鮮やかですね。
北組唐子車のからくり人形「三番叟」。
中組祝鳩車のからくり人形「蘭陵王」。
東組山王車 「蘆敖仙人」の大幕。
北組唐子車 「酒呑童子」の刺繍。
壇箱「唐子遊び」の彫刻。
脇障子「手長・足長」の彫刻。
これは平成に入って新調された台輪。
「子」は方角を十二支に当てはめた時「北=子」なのか?
「瓢箪から駒」の刺繍と「北」の追幕。
中組「祝鳩車」追幕の「蘭陵王」と波の刺繍の大幕。
南組「護王車」
水引幕「鶴の群舞の刺繍」
「南」の追幕。
「琴高仙人」、「費長房仙人」の大幕と「東雲橋と桜の刺繍」の追幕。