以前より一度見たいと思っていた愛知県田原市の田原祭りに行ってきました。
田原祭りは、城下町・田原を代表するお祭で、八幡社、神明社、巴江神社の氏子の祭りで、新町、本町・萱町・衣笠、巴江がそれぞれお祀りしています。
昼間はからくり人形を乗せた3台の山車や各町の神輿が街中を練り歩き、夜は着飾った子どもたちや青年が夜山車(よやま)の上で手踊りを披露されます。 田原祭りのルーツをたどれば、江戸時代。熊野神社の祭礼として始まったと伝えられており、明治時代以降、名古屋型山車が田原に登場し、いつしか精巧なからくり人形が人々を魅了するようになりました。現在では、八幡社・神明社・巴江神社の祭をあわせて、田原祭りと呼ぶようになりました。(田原市観光ガイド”田原祭り”より)
2008年度は9月13、14日に行われました。
神明社(新町)14日が大祭
八幡社(本町・萱町・衣笠)13日が大祭
オッ!事件か・・と思ったら・・警備本部でした。田原まつり会館です。
山車の説明や各組の以上が展示されています。田原の山車は名古屋型になるようです。
市の無形民俗文化財にも指定されている田原凧も展示されています。与ぐ美のぶか凧と同じように横長で糸目が2本だけです。
萱町山車 総代車 新町山車 應神天皇車
市中曳き回しの様子。 まつり会館での3台揃い踏みです。
各組のお囃子競演です。
これから八幡社に向かいます。この棒は電線を上に持ち上げるためのものです。
山車は狭い道を神社へ向かいます。 上手に曲がってますね。
皆さん凄い顔です(小さくてよくわからないですね)
八幡社横に到着した山車(應神天皇車)
狭い道路に3台の山車が揃いました。 應神天皇車の女官人形/唐子の采振り人形。應神天皇人形が見えません。
総代車の日本武尊人形/総代人形/巫女人形。おどけた表情で人気が高いのが総代人形。赤い舌をべロリと出すことから「おべろべい人形」と親しまれていますが、今日は壊れてしまい舌は出ませんでした。 本町神功皇后車の神功皇后人形/武内宿裲人形/采振り人形。
「舌を出してみろよ」と、言っているかどうか? 「こうやって持つんだよ!」
お腹の中
子供達の手踊りを披露する夜山車。「明治組」 「雪輪組」
「大正組」
お祭りの最後は花火でしめられます。 御神輿もありますよ。