ここは国内ではじめて山の岩盤を掘り抜いてつくられた地中空間に豪華な祭り屋台が展示されている所です。
地中ドームのため展示品を紫外線などから保護できるため、屋台の展示にもガラスケースなどは使われず、間近に見ることが出来ます。
そしてここには、平成屋台と呼ばれる地元の匠たちの協力のもと、江戸末期より150年ぶりに、往古の”匠の技”の粋を集め作られた8台の屋台が展示されています。
ここが地中ミュージアムの入口です。奥行きは110mほどです。 入口に飾られている大太鼓。直径は2m位?
延長が70mあるアプローチトンネルに展示されている、秋の高山まつりに曳き回される11台の屋台の1/3ミニチュア。
臥 龍 台(がりゅうたい)黒を基調に作られています。竜の彫刻や五爪龍の見送り幕は素晴らしいです。
力神台(りきじんたい)日本の国技である相撲をモチーフに制作されたものです。
昔話の”金太郎”をテーマに作られた四層構造の屋台です。クマとの相撲の様子のからくりが上演されます。
金鶏台(きんけいたい)雄雌と3羽の雌の幕と欄間の籠彫りという素木(しらき)彫りが素晴らしい屋台です。
福寿台(ふくじゅたい)七福神をテーマにとりあげた屋台で、腰彫刻は七福神と唐子のケヤキ一木白彫りの大作です。見送り幕は大黒様に米俵、唐子の吉祥図です。
竜王台(りゅうおうたい)従来の高山形屋台に船山車を取り込んだ、新形式の屋台で、下段回りを船形にしているため、屋台全長も6.5mと最も長い。 全長7m、重さ3tの日本一の八角形の神輿です。
直径2m73cm・重さ4.5tの世界一大太鼓です。これを叩くのはコンピューター制御の人間とそっくりの動作をするからくり人形です。
安来節を踊るからくり人形です。