富士市に夏の訪れを告げる吉原祇園祭は毎年6月の第2土曜日と日曜日の2日間にわたっておこなわれ、東海道の旧吉原宿周辺の木之元神社・天神社(天満宮)・八坂神社・八幡宮・山神社・今泉八幡神社の六社の氏子25町内をあげてのお祭りです。
各町内が飾り立てた21台の山車(だし)の引き回しや、各神社の神輿(みこし)が練り歩き、吉原本町通りには200軒を越す露店が並びます。
吉原祇園祭は通称おてんのさんと呼ばれ、350年余りに渡って親しまれてきました。この祭は、京都の祇園祭の流れを汲み、悪霊、疫病を退散させる祈りが、祭の形となって受け継がれたものです。(NPO東海道・吉原宿HPより)