【 大城勝久氏(おおしろかつひさ)1948-】

 昭和23年浜松市(旧浜北市)中瀬に生まれる。
 当時浜松市幸町の職業訓練校を卒業して同市高林町の宮本工務店に入社。4年の修行の後独立し住宅専門に仕事をしてきた。
 地元中瀬6区の祭り屋台を依頼されたのがきっかけで、独学で屋台建築を研究し平成5年に完成。その実績を買われて翌平成6年浜松市笠井町西町、以降竜洋町平松、中瀬8区(平成15年)、中瀬4区(平成17年)と5台を手がけている。
 「最初は他所の屋台の写真を撮ったりして見よう見まねで始めたが、とにかく奥が深い。やりがいのある仕事なので、昔の職人のいい仕事をよくみて研究したい。特に唐破風は試行錯誤の連続です」と意欲的に屋台製作に取り組んでいる。

・大城総建=浜松市中瀬4098-1
                                     
       「屋台大工名鑑より」