一昨年に続き2度目の見学です。出発が遅かったことと途中の交通渋滞で遅くなり、先頭の長刀鉾は巡航を終わっていました。仕方なく、今回は新町御池の交差点から中に入ったところで見学することにしました。
やはり京都は暑いです!
いきなり変な写真ですみません。屋根が電柱に当たらないようにしているところです。
「函谷鉾(かんこほこ)」稚児さんは人形です。
前に乗っている二人を「音頭取り」と言うそうです。辻回しの時は4人になることもあります。
電線の間をぬって進んでいきます。
次は菊水鉾(きくすいほこ)です。
菊水鉾だけ音頭取りの衣装が違います。鶴の図柄の幕は「飛鶴図」の前掛。
後は大きな孔雀図の見送り幕です。
「白楽天山(はくらくてんやま)」 唐の詩人白楽天と道林禅師です。
綾傘鉾の先を進む棒振囃子
「綾傘鉾(あやがさほこ)」 傘に付けられている垂りは「四季の花」
蟷螂が屋根に付いた「蟷螂山(とうろうやま)」。
この蟷螂と御所車の車輪は動くんです。
ここからは「鶏鉾(にわとりほこ)」です。
前に掛けられている幕(前掛)はペルシャ絨毯です。
横の幕(胴掛)は草花模様のインド絨毯だそうです。
この見送り幕は16世紀頃にベルギーで作られたもので今は国の重要文化財だそうです。
後からついていく荷車には鉾の組み立てや方向を変えるときに使う道具が積まれています。
「月鉾(つきほこ)」
32台の山鉾の中では最も重く一昨年の重量測定では11.88tありました。
これもインド絨毯です。
次は「岩戸山(いわとやま)」です。
山ではあるが鉾と同じ作りになっている。ただし、屋根の飾りは鉾柱でなく真松です。
見送り幕は「日月龍唐子嬉遊図」の綴織り。