風まつりの舞台となる足神社には、古来からいくつもの風にまつわる話が伝えられています。
1つは「祭神・上足尼命が当地に着任されたとき、海上がひどく荒れたにもかかわらず無事に着かれたことから、風に強い神様といわれ、信仰を集めた」というもの。
また、「寄進された延宝の神輿が江戸から回送されたとき、遠州灘の風波の難にもあわず平井の浜に無事に着き、これをひとえに同社の加護とした」というものなどです。風まつりの名前の由来も、そのあたりからきているのではないかと考えられています。
つまり、風に対する民間信仰をもとに、風に霊験あらたかな神社として足神社を位置づけ、例祭を“風の神様のお祭り”と呼ばれ、『風(かざ)まつり』というようになったと考えられるのです。現在行われている風まつりは、雀射初などに代表される一般の神事と、手筒花火・仕掛け花火に代表される、余興などで構成されていますが、三河煙火の真髄を伝えるという点では、手筒花火などは日本一とも称せられています。(豊川市観光協会HPから)
今年のポスター と 風車
風車の6枚の羽根は俵の形をしており、「一反の田んぼから六俵の米がとれる」豊作を表し、また、「六俵」は「無病」に通じています。さらに心棒の先のガラガラは(羽の後ろの黄色の筒)「打ち出の小槌」を表し、中には小豆が入っています。「まめ(健康)」で風車のように仕事や商売、お金がよく回り商売繁盛、豊作の縁起物として珍重されています。
菟足神社入口
”懸社 式内 菟足神社” の社号標
”一の鳥居” 1691年吉田城主小笠原長重公が寄進した石鳥居
鳥居の脇にある、小坂井御車の山車庫
社殿に続く参道
二の鳥居
境内 地面や狛犬がさびた色になっているのは花火のため
張り子の兎の神輿 近くの前芝神明社から奉納されたものとのこと
なぜか木の幹に”お多福”の面が埋まっています 拝むと幸せになれるかも?
ウサギの神紋
祭典の式次第
10時になると神事が始まります
鳥居の外にある白い布で囲まれたところ。 ここから榊を取り出してお祓いをしていました。
午後1時から神社の前の田んぼで田植神事が行われます
神主さんが神田に籾を播きます
神楽殿で行われる奉納舞
なぜか”Red Bull”が来ていました。 PR用に改造されたBMW・ミニ
ナンバーは全て283(つばさ)だそうです。「レッドブルガールズ」と呼ばれる女性も2人いましたよ。