日本三大美祭のひとつ高山祭。その魅力は、荘厳優美、絢爛豪華にして動く祭屋台にあります。 その美しさは、陽明門と讃えられるほど。 祭屋台の建立は、江戸中期と伝えられています。明治以降は改造・修繕のみが行われてきました。 伝統の技を後世に残すにはどうしたら良いか・・・。 飛騨で生まれ、飛騨をこよなく愛する中田金太が、 「昔作られたものを守ることも大切だが、この”技”を現代に生かしてこそ後世に伝えることができる」と考えていました。 そして、年号が昭和から平成に変わったとき、 この壮大なプロジェクトが具体的なものとなりました。地元の匠たちの協力のもと、江戸末期より150年ぶりに、往古の”匠の技”の粋を集めた「平成屋台」が新造されたのです。 運行可能な8m級の屋台。それぞれに特徴のある彫刻、金具、横幕、見送りなどが施されました。見ごたえのある“平成屋台”ぜひご覧下さい。(まつりの森HPより)
♦ まつりの森 曳き揃え ♦
以下は2014年9月15日に撮影したものです。