♦ 神楽臺 ♦
神楽台は「道行き」の囃子を奏でながら常に祭り行列の先頭を務める屋台です。 最新のコンピューター制御によるからくり人形が上段に吊られた直径80cmの大太鼓を叩き、 力強く行列の開始を告げます。下段の彫刻は、北アルプスの山々を背景に子供たちが戯れている様を彫り上げたもの。 黒漆と金色の飾り金具の色彩が絶妙の美を醸し出しています。
全長 3.12m 幅 2.2m 高さ (最高)6.06m・(最低)5.07m
♦ 金鶏臺 ♦
鶏は伊勢神宮の神鳥とされていますが、ここでは雄雌と3羽の雌で、鶏の持つ「文・武・勇・仁・信」の5つの徳と「家内安全」「夫婦和合」「子孫繁栄」という理想的な家族の姿を表現しています。下段と欄間には”籠彫り”という素木(しらき)彫りの妙技が駆使され、見る人の目を楽しませています。また、見送り幕の「金鶏牡丹図」は、最高級の本絹糸と本金糸で織り上げたものです。
全長 4.2m 幅 2.32m 高さ (最高)7.65m・(最低)6.12m