■ 日枝神社(ひえじんじゃ) ■
日枝神社。1141年(永治元年)の創建といわれ、明治以後は県社に、戦後は金幣社に列せられ高山市南半分の氏神として市民の崇敬をあつめている。陣屋から徒歩で10〜15分の所にあり、街中のにぎわいとはうってかわり閑散としていました。
ここから長い参道が続きます。 |
最初の鳥居をくぐり本殿に向かいます。 |
これは神輿庫。 |
階段の奥に見えるのが拝殿。 |
拝殿。両側に見える大木が天然記念物の大杉の木。 |
■ 御神輿の御巡幸 ■
神輿(みこし)を中心に、獅子舞や闘鶏楽(とうけいらく)、裃姿(かみしもすがた)の警固など総勢数百名の大行列が町を巡ります。14日午後に日枝神社を出発し氏子の家々を巡った後、神輿はお旅所で一泊。15日午後、お旅所を出発し、日枝神社へ戻ります。
陣屋に到着した御神輿。 |
これとは別の御神輿の御巡幸が間もなくすぐそばの御旅所から始まります。 |
高山陣屋にて |
伝統の装束で町を巡る御巡幸。神輿を中心に獅子舞や雅楽、闘鶏楽、裃姿の警固など総勢数百名が続きます。 |
屋台の台銘旗を建てた台車が続きます。これは屋台の代わりかと思います。 |
闘鶏樂は、 カンカコカンの俗称で呼ばれ、鉦と締太鼓を頭上に上げ下ろし数十曲を奏しながら行進します。 |
途中、神様が退屈なされないように氏子が、闘鶏楽、太太神楽、雅楽などの演奏をしながら進むそうです。 |
御神輿は台車、神主さんは人力車! |
■ 闘鶏楽 ■
舞楽の一つ。平板な鉦を叩く音が「カンカコカン」と聞こえる。片野の山王祭ではこの闘鶏楽を祭の囃子として使った。高山祭ではクリーム地に赤と紺で鳳凰を染め抜いた衣装に、頭には山鳥の羽か一文字笠をつけ、白足袋に草履履きといういでたちの集団が、太い豪快な麻縄で肩からつった鉦を打ちながら「ヨーオ」「サーイ」の掛声 を合間にいれる。(Travelers site 高山祭[http://www7a.biglobe.ne.jp/~fujii/]より)
この幟を先頭に鉦、太鼓を打ち鳴らしながら進みます。 |
このように鉦を高く掲げ下げしながら舞を踊ります。 |
太鼓は大人がたたきます。 |
子ども達の衣装には2種類の頭の飾り付けがあります。一つは「一文字笠」という平べったい笠、もう一つは「しゃも(闘鶏)」と呼ばれているものです。現在はしゃもをかぶることができるのは中学1年生のもっとも背の低い4人だけだそうです。 |