境内に飾られている布袋臺(ほていたい) (下一之町上組)
からくり人形は、36条の手綱で操り、綾渡(あやわた)りと呼ばれる極めて精緻巧妙(せちこうみょう)なものです。
6段崩しの曲につれ、男女2人の唐子が5本の綾(あや)(ブランコ)を回転しながら飛び伝い、機関(からくり)樋の先端で所作をしている布袋和尚の肩に乗って喜遊すると、布袋の左手の軍配の中から「和光同塵(わこうどうじん)」と書いた幟(のぼり)が出てくるという構成です。
鳥居形の出入口や、下段の上部が中段の役目をするなど、文化年間以来小修理しか行なわれていないため、台形に古趣を豊かに残した屋台です。(高山市HPより)
境内に着いたときにはこんな状態で満足に見ることができませんでした。
境内の紅葉が少〜し赤くなっていました。
からくり奉納が終わったところです。36本の糸を9人で操るそうです。