『若葉祭』は、毎年4月8日に近い日曜日とその前日に行われる、牛久保八幡社の例大祭です。
天王社にある獅子頭を八幡社に奉納する神輿渡御の行列が主体であり、土曜の宵祭にお迎えして、日曜の本祭にお送りします。行列に参加する氏子は、上若組・西若組・神兒組・笹若組の四組で、各組は、組を象徴するダシを先頭に立て、お車等が従います。
そして日曜の本祭の最後、夜8時30分頃から八幡社前にて、クライマックスといえる、四組による「三ツ車」が行われます。
上若組 の ダシ(千成瓢箪に五七の桐) と 囃子車
囃子車の後ろ側 長い梶棒が出ています。
さらに、こんなものも付いています。
西若組 の ダシ(御幣に五七の桐) と 囃子車
神兒若 の ダシ(御幣に地紙) と 神兒車
笹若 の ダシ(御幣に笹竜胆)
笹踊りの踊り手 と ヤンヨー神
祭りのフィナーレ。本祭の午後8時30分頃、八幡社前で2輌の囃子車が曲を奏で、隠れ太鼓、神兒舞の中を各組のダシが衝き廻しを行い笹踊が演じられます。
2輛の囃子車と神兒車が八幡社前に揃い、祭のクライマックスを迎えます。
神兒車では「神兒舞」が奉納されます。
2輛の大山車の上では隠し太鼓が演じられています。
これは、神兒若によるヤンヨー神。 笹踊の唄を歌いながら、柔道の受身のような所作で仰向けに寝る。
係のものが起こすまで、勝手に起き上がってはいけない事になっている。
これからクライマックス、「三ツ車」 が始まります。