水引幕とは・・・?
一般に水引幕というと、舞台を覆う緞帳(どんちょう)に対し舞台の上部を飾る横に細長い幕をいいます。
祭り屋台を舞台に見立てるならば、その上部を飾る幕が水引幕です。図柄は前回紹介したように、前面は縁
起物である一対の鷹、側面には前後に一つずつ「与」の字が金糸で刺繍されています。
現行の屋台のそれと比べると、生地が厚く、裏地もあったりするためにずいぶんと重くなっています。屋台
に張るためには紐では垂れ下がってしまうため棒で固定するようになります。
正面の一対の鷹 | 左前の「与」の文字 | 屋台を左前から見るとこんな感じです。 |
なお、この幕は宝くじ事業の補助金をいただいて作ったため、その旨を表すために下のようなロゴを幕のどこかに表示しなくてはなりません。